カラーリストの仕事02

色を指定する。

カラーリストの大切な仕事。

●私の場合…(一般的にも同じだと思いますが)
・印刷→CMYK値、DIC、PANTONE
・ウェブデザイン→238セーフティーカラー、もしくはRGB値
・塗装→日塗工で指定してくれと言われない限り、ベンジャミンムーアの色見本
・刺繍や染め→DIC(染色の専門家はDICは使わないと思います。)
・その他→製品の色を選ぶ際はもちろん製品の色見本

色彩の検定用に学んだ、PCCS、マンセル、オストワルトなどはまず使いません。
塗装色を指定する際、一般的に使われる日塗工。
これはマンセル値への置き換えがされているのだが、
私には非常に使いにくい。

メインの仕事がインテリアコーディネート業のため、
塗装色を指定することが多いので、仕方ナシに使っていましたが、
微妙なグラデーションを指定するときはDICを使っていました。

数年前、インテリアの展示会で色がきれいで何気なく手にした「しおり」。
カラフルな色が何色も置かれ、マットな質感と外国っぽい色合いが良くて
何かもわからず、パープルとオリーブグリーンの2枚を手にしました。

気に入ってずっと使っていたその「しおり」。
しばらくして記載されているurlを入れてみると、そこには自分の知らない
カラフルで楽しいペイントの世界が!

その「しおり」の正体は、アメリカ生まれのエコ塗料、ベンジャミンムーアでした。
すぐに日本の代理店を探し、お話しを聞くことに。
非常に優れたエコ塗料で、3,500色以上の色には完璧な調色レシピとネーミングが。
サンプル帳を見ているだけでドキドキする程でした。
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この塗料で私の仕事が変わったのは間違いありません。(大袈裟ではなく)
色を選ぶ、組み合わせるという仕事に確実に巾が出ました。(感謝!)

日本の色見本にありがちな「この中から選び出さなくては…」
「この色とこの色の間くらいの色がいいのに…」といった、
今までのネガティブな発想が一掃されました。

「これとこれ、どっちもステキ。これとこれも組み合わせてみたい!」
色と言い、ネーミングと言い、イマジネーションを掻きたてられまくり!

でも、ベンジャミンムーアも諸事情で入手しにくくなってくるそうです。

今日、また新しい塗料との出会いがありました!
この塗料が、また私の仕事に刺激と豊かさをもたらせてくれることを願います。
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by mio_honma | 2005-10-18 22:48 | color : work

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