パーソナルカラー〜セカンドシーズンとベストカラー

現在個人レッスンでパーソナルカラーをお教えしているOさん。
つい最近まで別のスクールでパーソナルカラーを学ばれていたが、
スクールが現住所から遠く、なんとかパーソナルカラーを仕事にしたいと
思っていらっしゃる方で3月から集中レッスン。

わたしよりも少し年上の方で、今まで主婦をされていたそうですが
社交的で洗練された印象の明るいステキな方。
プロデビューも近そうです。

今日のレッスンは、Oさんの息子さんをパーソナルカラーのモデルに。

難しい資格取得を目指されている学生さんで20台前半だが
とても落ち着いてらして、声のステキな大人っぽい男性。

以前にもOさんのレッスンモデルとしてパーソナルカラーは経験済み。

知った人、ましてや息子さんをお客様と仮定して診断するのはやりにくかったと
思いますが、息子さんは「これから明るい色が着たい」とのことで診断スタート。

わたしの初見ではブルーベースかな?思いましたが、
ドレープを当ててみると結果は「オータム」に。

オータムの中でも鮮やかな清色、トーンで例えるならディープトーン。

e0087158_22133526.jpg


顔色が濃くなるが、顔に立体感が出て、目元がぐっと力強くなる。

同じくオータムの方が似合うとされるソフトな色、濁色を当てると
顔がぼけて印象が薄くなる。
いい人そうには見えるが、悪く言えば弱々しくなる。

e0087158_2216783.jpg


もちろんこういう色の方が似合う方もあるのだが
彼の場合は「似合いにくい」。

また、ブルーベースの青みの強い色は顔が青ざめてヒゲの後も少し目立つ。

この方のようにパーソナルカラーでオータムと診断されても
その中に似合いやすい色、似合いにくい色があるということも。

この方がイメージを変えたい時や気分によって明るい色を着たい場合、
わたしはオータムの濁った明るい色よりもスプリングの明るい色をオススメする。

e0087158_22212826.jpg


よくカラーリストでセカンドシーズンという言い方をされる方がある。
一番似合う色のタイプの次に似合う色のタイプ。

彼はファーストがオータム、セカンドがスプリングということでしょうか?

でも実際はタイプに落とし込むのではなく、似合いやすい色の特徴を
お伝えするのが大切だと思います。

ファーストとかセカンドという言い方ではなく、
似合いやすい色の特徴、お客様を「色」として客観的に見た時に
調和しやすい色がどんな色でそれはどういう理由からか。

似合う、似合わないに主観は入りやすいものではありますが、
色のプロであれば、似合う理由、似合わない理由を
理論立てて説明できなければならないと思います。

スプリングはキュートなイメージ、サマーはエレガントなイメージ、
オータムは落ち着いたイメージ、ウインターはクールでモダンなイメージ。

もちろん、イメージというものもとても大切ですが、
パーソナルという言葉通り、似合いやすい色は人それぞれ全く違うもの。

これからも4シーズンという4つのグループに無理矢理括るのではなく
ひとりひとりのお客様に適した色を提案することを大切にしたいし、
せめてわたしがお教えする生徒さんにはこのことをお伝えしたい。

この業界にはベストカラーという言い方もあるのだが
わたしはこの言葉もあまり好きではない。

わたしは似合う色はたくさんある方がいいと思っている。
パーソナルカラー診断では、この色とこの色のどちらが似合うか?
と、消去法で色を減らしていくやり方をされる方が多いが、
なぜそういうことをするのでしょう?

ベストカラーを導き出すため?

女っぽく見せたいときはそう見える色を着ればいいし、
仕事上、きりっとさせたい時はそう見える色を着ればいいと思う。

わたしは、テストカラーで似合う色の特徴を診断した後は、
様々な色を体験していただいて、イメージは色で変わることを
楽しんでいただきたいと思っている。

私が使うドレープ200色以上を全て当てる訳ではないが、
これほどの色を体験していただける機会はなかなかないことだと思う。

パーソナルカラーは似合う色のタイプを決めつけるものではなく、
お客様に色々な色を楽しんでもらうためのソフトビジネスです。
[PR]

by mio_honma | 2007-03-27 22:51 | color : work

<< 色のつわり       色彩技能・パーソナルカラー検定 >>