色のつわり

去年の末、友人のカラーリストさんのお腹の中に新しい命が。

昨年知り合った方でとても気が合い、仕事もご一緒する仲で
パーソナルカラータイプも同じオータム。

仕事は続けておられているのだが、つわりと言われる症状が出られているようで
パソコンを開けるのが少し億劫と言われていたので、連絡を取り合うことも減っていた。

久しぶりに彼女からのメール、だいぶ体調も落ち着いてきて、
メールしたり、ネットしたりも苦ではなくなったそう。
ただ「色のつわり」があるとのこと。

大好きだったオータムカラー(いわゆるアースカラー、焦茶、こっくりとした赤茶、
辛子、抹茶など)が見るのも嫌だとか。

オータムの人に似合うと言われている豹柄やアニマル柄、ファーの類い、
全て見るだけで気持ち悪くなるとのこと。

「へ〜、カラーリストならではなのかな〜」と、心配しつつも興味津々(ごめんなさい!)
日頃、何かと色ばかり見ている我々の職業、こういう症状がでるのも無理はないのかも。

不思議なもので色というのは意識しないと見えないもの。
誰でも見たくないものは見ていない。
興味のあるもの(色)しか見ていなくて、意外と見えていないもの(色)は多い。

よくパーソナルカラー診断に来られたお客様に着たことのない色をお勧めすると
「こんな色の服、売っていますか?」と聞かれる。

「はい、売っています。今まで自分が着る黒や地味な色しか見ていないだけですよ。」

次の日に
「お店に行ったらあの色もこの色も売っていました!今まで見てなかっただけですね!」
うれしいメールをいただくことが多い。

話はそれましたが、普通は色に対して誰しもそういうものだが、
私たちカラーリストは毎日嫌と言う程、意識して色を見ている。

確かに色と心理は密接な関係にあるが
人よりも色に敏感なため、こういうことが起きるのでしょうか?

今日、久しぶりに彼女に会った。
とても元気そうで何よりだったが、「色のつわり」について聞きたくて聞きたくて…。

やはり今まで大好きだった色が気持ち悪く感じて、
優しいパステルカラーやソフトな色に心癒されるそうです。

関西人の彼女のことなのでおもしろおかしく話してくれているのだが、
クローゼットを開けて嫌いな色ばかり見るとさぞ気分が滅入るだろう。
本当に気の毒。

大好きだった色が嫌いになるって…本当に辛いことだと思う。

同じくカラーリスト仲間のセラピストさんに相談したところ、
似合わなくても着たい色を着てみては?とのアドバイスをもらったそうで
家ではいわゆる「可愛い色」を着ているそうです。

お腹の赤ちゃんのためにも、似合う、似合わないというより
今は優しい色を心地よく着る方が大切ですよね。

色々話しているうち、自分自身若い頃にナナメストライプが
気持ち悪く感じる時期があったことを思い出した。

たまたま入ったお店でナナメストライプの壁クロスだったりしたら
息苦しくなったりもした。

それと冬になると何故か「真っ白」の服を買ってしまう。
似合わないとわかっていても買ってしまう「真っ白」。
これも何か心理的な作用の働きなのでしょうか?

今回のことがきっかけで、彼女の「色のつわり」の謎を解明するためにも、
自分自身のためにも色彩心理を深く学びたいと思いました。


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by mio_honma | 2007-03-28 21:14 | color : life

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