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パーソナルカラー〜セカンドシーズンとベストカラー

現在個人レッスンでパーソナルカラーをお教えしているOさん。
つい最近まで別のスクールでパーソナルカラーを学ばれていたが、
スクールが現住所から遠く、なんとかパーソナルカラーを仕事にしたいと
思っていらっしゃる方で3月から集中レッスン。

わたしよりも少し年上の方で、今まで主婦をされていたそうですが
社交的で洗練された印象の明るいステキな方。
プロデビューも近そうです。

今日のレッスンは、Oさんの息子さんをパーソナルカラーのモデルに。

難しい資格取得を目指されている学生さんで20台前半だが
とても落ち着いてらして、声のステキな大人っぽい男性。

以前にもOさんのレッスンモデルとしてパーソナルカラーは経験済み。

知った人、ましてや息子さんをお客様と仮定して診断するのはやりにくかったと
思いますが、息子さんは「これから明るい色が着たい」とのことで診断スタート。

わたしの初見ではブルーベースかな?思いましたが、
ドレープを当ててみると結果は「オータム」に。

オータムの中でも鮮やかな清色、トーンで例えるならディープトーン。

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顔色が濃くなるが、顔に立体感が出て、目元がぐっと力強くなる。

同じくオータムの方が似合うとされるソフトな色、濁色を当てると
顔がぼけて印象が薄くなる。
いい人そうには見えるが、悪く言えば弱々しくなる。

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もちろんこういう色の方が似合う方もあるのだが
彼の場合は「似合いにくい」。

また、ブルーベースの青みの強い色は顔が青ざめてヒゲの後も少し目立つ。

この方のようにパーソナルカラーでオータムと診断されても
その中に似合いやすい色、似合いにくい色があるということも。

この方がイメージを変えたい時や気分によって明るい色を着たい場合、
わたしはオータムの濁った明るい色よりもスプリングの明るい色をオススメする。

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よくカラーリストでセカンドシーズンという言い方をされる方がある。
一番似合う色のタイプの次に似合う色のタイプ。

彼はファーストがオータム、セカンドがスプリングということでしょうか?

でも実際はタイプに落とし込むのではなく、似合いやすい色の特徴を
お伝えするのが大切だと思います。

ファーストとかセカンドという言い方ではなく、
似合いやすい色の特徴、お客様を「色」として客観的に見た時に
調和しやすい色がどんな色でそれはどういう理由からか。

似合う、似合わないに主観は入りやすいものではありますが、
色のプロであれば、似合う理由、似合わない理由を
理論立てて説明できなければならないと思います。

スプリングはキュートなイメージ、サマーはエレガントなイメージ、
オータムは落ち着いたイメージ、ウインターはクールでモダンなイメージ。

もちろん、イメージというものもとても大切ですが、
パーソナルという言葉通り、似合いやすい色は人それぞれ全く違うもの。

これからも4シーズンという4つのグループに無理矢理括るのではなく
ひとりひとりのお客様に適した色を提案することを大切にしたいし、
せめてわたしがお教えする生徒さんにはこのことをお伝えしたい。

この業界にはベストカラーという言い方もあるのだが
わたしはこの言葉もあまり好きではない。

わたしは似合う色はたくさんある方がいいと思っている。
パーソナルカラー診断では、この色とこの色のどちらが似合うか?
と、消去法で色を減らしていくやり方をされる方が多いが、
なぜそういうことをするのでしょう?

ベストカラーを導き出すため?

女っぽく見せたいときはそう見える色を着ればいいし、
仕事上、きりっとさせたい時はそう見える色を着ればいいと思う。

わたしは、テストカラーで似合う色の特徴を診断した後は、
様々な色を体験していただいて、イメージは色で変わることを
楽しんでいただきたいと思っている。

私が使うドレープ200色以上を全て当てる訳ではないが、
これほどの色を体験していただける機会はなかなかないことだと思う。

パーソナルカラーは似合う色のタイプを決めつけるものではなく、
お客様に色々な色を楽しんでもらうためのソフトビジネスです。
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by mio_honma | 2007-03-27 22:51 | color : work

Salon de Charites 07〜サロン・ド・カリテス07

Salon de Charites 07〜カラーリストとそのタマゴの会

毎月1回開催しております「サロン・ド・カリテス」。

カラーリストとカラーリストのタマゴのための勉強会です。 勉強会と言ってもサロン形式で
ワイワイ楽しい会を考えています。
カラーリスト同士の情報交換や交流の場になればと考えています。
パーソナルカラーを学んだものの、実践や接客に自身のない方、
カラーリスト同士の交流を深めたい方、是非お気軽にご参加下さい。

3月は現役カラーリストの柏木さんをモデルに迎え、公開分析セミナーを開催致します。
今まで何度かのパーソナルカラー診断で、3シーズンに診断されたことがある柏木さん。
ブルーベース、イエローベースでは区別出来ない
複雑なタイプのお客様の見本と なっていただきます。
このようなお客様の診断の際、4シーズンタイプだけでなく、
色の特性をポイントに 診断することが大切です。

ドレーピングの順序やお客様に合わせた様々なドレープの当て方をご紹介致します。

プロの方もアマチュアの方も是非ご参加下さい。

【日時】3月23日 金曜日

【場所】大阪市西区京町堀1-11-7京旺ビル2F
         カラーコンシャス カリテス

【講師】 本間 美於

【費用】 お一人様 2,000yen

【時間】 19:00〜21:00

ご参加ご希望の方はこちらからお申し込み、お問い合わせ下さい。
地図も掲載しております。
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by mio_honma | 2007-03-14 18:11 | color : work

Salon de Charites〜終了いたしました!

カラーリストとカラーリストのタマゴの会、
Salon de Charites.

第1回が先ほど無事終了いたしました。

告知がHPとmixi、お知り合いへの口コミだけでしたので
何人ほど来て下さるか…と思っていましたが、
11名のカラーリストさん&カラーに興味のある方々がお越し下さいました。

皆さん、ありがとうございました。お疲れさまでした。

わたしが以前、プロ向けの講習会で見たドレーピング。
自分自身とても勉強になったので、その方法を取り入れ、
皆さんと意見を交換しながらの楽しい会でした。

2シーズンずつドレーピングして、似合う色の特徴を絞り込んでいく。
何故似合うのか、似合いにくいのかを「明度」「彩度」「清濁」「WARM/COOL」
という基準をもとに理論立てて考えてみる。
是非、みなさんもやってみて下さい。

今日もお話していたのですが、パーソナルカラー診断は、
お客様とマンツーマンで行うため、やり方がワンパターンになったり、
このやり方でいいのか、と、疑問に思ってしまいがち。

他人のドレーピング、接客スタイルはとてもためになるものです。
スクールで習ったことを繰り返すだけでなく、人のいいところを盗んで、
自分のオリジナルの方法を確立して行く事が大切だと思います。
リサーチでパーソナルカラー診断を受けに行くのもいいのですが、
コストがかかりすぎてしまいますし。

ひとりだと、なかなかドレーピングの練習ははかどらないもの。
これからも月に1度、開催する予定ですので
カラーリストの方、カラーリストを目指す方は気軽にご参加下さい。


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by mio_honma | 2006-07-28 22:51 | color : work

着物の色目

昨日パーソナルカラー診断にお越しになったお客様。

漆塗り職人の奥様と眼鏡がお似合いのユニークなご主人。

お二人ともお若いけれど、お仕事柄か落ち着いた雰囲気の方で
奥様はパーソナルカラー診断を受けるのは今回で2回目。
以前受けた時、ドレープではなく、紙のボードを顔の下に当てられ、
似合っている、似合っていないが、自分自身でわからなかったという。

紙のためか反射がきつく、とてもお洋服のイメージが出来なかったそう。

お話を伺いながら肌色、髪色、目の印象を拝見するところ、
「ブルーベース」の方。
やわらかい雰囲気でお顔のコントラストも穏やかなので
「前回見られた時は、サマーと診断されましたか?」と聞くと
「はい、ファーストタイプがサマー、セカンドタイプがウインターと言われました」とのこと。

しかし実際ドレーピングしてみると、確かにサマーの色調も似合われるのだが、
ウインターの彩度が高め(派手め)の色がよく似合われる。
サマーの色だと物足りなさを感じてしまうのだ。

同じ色相のサマーとウインターのドレープを交互に当てる。
違いは歴然。ご本人も「これならはっきり自分でも違いがわかります」
何度かパーソナルカラー診断を受けられて、納得がいかず
うちを訪ねて下さるお客様は多い。

聞くと「なぜこれが似合うのか、なぜこれが似合いにくいのか」
の説明が曖昧なようだ。
お客様ご自身が納得する間もなく「これが似合うわね」「何々タイプね」と言い切って、
最後にカラーサンプルを「はい、あなたに似合う色です」と渡されて終わり、
という診断方法がまだまだ一般的のようです。

わたしは診断の際、必ず「似合う理由」、「似合わない理由」をご説明する。
似合う色の傾向、似合わない色の傾向も必ずお客様の目で実感していただく。
一歩サロンを出たら、お客様は自分で似合う色を買い求めなければならないのだから。

話はそれましたが、今回のお客様の特徴。
透明感があり、陶器のようにやや血色のないブルーベースのお肌。
黒めがちで白目は青白く、髪、眉も黒。
サマーの穏やかな色合いだと目元がぼけるのが、
ウインターのきりっとした色で目ヂカラが出る。

やはりドレーピングしないとわからないものだ。

着物が大好きだそうで、秋冬に向けて濃いめの色のものを新調されるそう。
写真やドレープを見ながら、誂える着物の色のアドバイスをさせていただく。
聞くと染め屋さんで一から色を染めて、仕立てるんだそう。
「わー、お高いんだろうな」と思って聞いたら、意外にお安い。

そこへ行くと千色以上の色見本があり、表地、裏地の色の合わせ方や
帯、帯揚げの色の合わせ方など、ご主人のお話がとても楽しいそう。

着物はお洋服と違った「かさね色」といった独特の配色がある。
江戸の粋な「かさね色」、京のはんなりした「かさね色」。

今度そのお客様と染め屋さんにご一緒させていただく予定です。
無限にある「配色」。もっともっとたくさん知りたいです。

お客様から教えられる事も多い、私たちのこの仕事。
感謝の気持ちを忘れず、お客様の「最後のパーソナルカラーリスト」になれるよう
これからも少しずつアップデートしなければ!

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by mio_honma | 2006-07-26 13:06 | color : style

ドレープの違い

土曜日は同業のカラーリストさんがおふたりで
パーソナルカラー診断に来て下さった。

おひとりは見た目にすぐわかるオータムタイプの方。
肌の色味がわたしと同じで、いつもお似合いのシックな色を
ゴージャスに着こなしていらっしゃる。

もうおひとりは「オータム&サマー」のミックスとお聞きしていたのですが、
お会いしたときに「なんとなく地味な方」だなという印象があり、
「オータム、うーん??」と思っていました。

実際ドレーピングしてみる。
色白でくすみの無い肌、スプリングのパステル系がよく似合う。

スプリングの薄いサーモンピンク→イキイキ、かわいい。
比較で同じくらいの彩度、明度のサマーのピンク→少し青ざめた印象、
おとなしい感じ。

オレンジに一滴白を混ぜたようなスプリングのオレンジ→スコーンと顔の前が
晴れ渡った感じ。
比較でオータムのディープなオレンジ→少し老けてしまう、元気さがない感じ。

私の診断ではどうしても「スプリング」に。

イロイロお話しするとどうも原因は「ドレープ」のよう。

わたしも拝見したことがありますが、この方がお使いのメーカーのものは
かなり色だしが極端。お洋服には少し「非現実的」なカラーバリエーション。

ドレープもメーカーやいわゆる流派によって様々なため、
こういうことが起きるのでしょうね。
大切なのは目で測色することなのでしょうが、
習い始めから使ったものは、どうしてもそれを基準にしてしまうので
仕方ないのかも…。

わたしはエコール ド メチエのものを使っていますが、どうしてもオーダー毎で
色が微妙に違うので、生徒さん用に購入しても色を見てセットし直します。

その上、診断を重ねるうちどうしても「こんな色、あんな色」が欲しくなるので
アートジョイの1枚ずつ購入できるものを少しずつ買い足しています。

パーソナルカラーの基準色というものは統一されていないので仕方ないのですが、
目で色を見極めることの重要性を痛感しました。

おふたりに感謝です!
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by mio_honma | 2005-10-24 17:44 | color : work

パーソナルカラーのドレープ

パーソナルカラー診断を行う際、私たちが使う商売道具「ドレープ」。
生徒さん用に頼んでいた物が、届いた。
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私が使っているものと同じ物だけど、新品は糊がきいてパリパリ。
なんか見ているだけで、気持ちがしゃきっとします。

まずマイドレープが届いたらする事と言えば、色を覚えること。

テストカラーをピックアップして、使いやすい順番にセットし直す。
後は、ひたすら色を組み合わせたりして、コーディネートしてみながら
色を覚える。

そしてドレーピング(ドレープの扱い方)のレッスン。

生徒さんに何度もお話しするのですがドレープを大切に扱いましょうね。

ドレープは単にスカーフのような布ですが、ファッションのアドバイスをする際、
ディオールのドレスになったり、高級な着物になったり、ウエディングドレスにも
変身するもの。

カラーリストが雑に扱うことで、お客様にも「ただの布」に見えてしまいます。

ブライダルのイベントなどでご結婚されるおふたりをカラー診断させていただく。

こんなドレスに、髪にこの色のお花を挿して、ブーケはこのお花とこのお花を
組み合わせて、彼はこの色のタキシードにネクタイがこの色で、チーフをこの色で…。

ドレープを肩に掛けたり、両手に持ったり…。
ハタから見たらもしかして滑稽かも知れません。

でも、鏡の中でうっとりされているおふたりを見て
「なんてすてきなの!そしてわたしはなんてすてきな仕事を選んだの!」
心の中で叫ぶのでした。
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by mio_honma | 2005-10-07 21:52 | color : work